LAWSON presents 寿美菜子 Zepp Live Tour 2018“emotion” 2018/05/13 Zepp DiverCity
5年半ぶり(2012/11のOur Stride以来)にみなちゃんのライブに行ってきたので、その備忘録です。
ライブ前のことをさっくり書いておくと、Zepp DiverCityがある東京テレポート駅付近の地理がまったく分かんなくて、目的の建物まで入ったのに何を勘違いしたか外から大回りなどをして濡れ鼠になったり、久々の生バンドライブが楽しみだなとか考えたり。
この楽しみの程度は今にして思えば低すぎるもので、実際はその375倍楽しかったなあ~~~。
01.Sun Shower
生ギターにアガって存分にYeah~~~した。周囲は既にジャンプなどするくらい高まっていたけど、まだジャンプはいいかな~みたいに気取っていた時期。
02.ミリオンリトマス
イントロが聞こえてきて、会場温めにきたな~と思った。
オイオイ言うタイミングが多い曲で、楽しそうにオイオイ言いながら飛び跳ねてるのに我慢ならなくて、2サビからはやくもリミッターが外れて楽しく跳ねながらオイオイ言ってた。
03.Bye Bye Bule
2曲目までで思惑通り温まってしまったのでたいへん愉快にバイバイブルーウォウウォウ言ってた。前後まで含めたサビがリズミカルで乗りやすくてすごい楽しかった。
女性の原キーでバイバイブルーって言うのがつらいけど楽しかった。
MC
夢でバンドリハをしていて、ベースの山田さんの髪に入れてるメッシュがだんだん増えていって鳥みたいだけど誰も突っ込まない~みたいなゆるい話で、寿ワールドに和んだ。
04.アンブレラ・アンブレラ
けだるげな歌声に軽いギターだったり鉄琴とかシャララーって鳴るやつとか入ってたりする今までにない情感を醸し出す曲でライブで聞くのが楽しみだった曲のひとつ。
実際に聞いてみると、思った通り感じた情感がさらに広がって感じられて、ぬるい湯に浸かってるかのような心地よさがあってたいへん良かった。
スローライフ・ファンタジーを筆頭とする無限回聞いても無限回よかったと思えるシリーズのひとつに加わった。シリーズには他に空と風と恋のワルツとか風花とかがある。
05.I wanted to do
この曲もライブで聞くのが楽しみだった。
ふつうに聞いてるときからサビのリズムに乗るのが果てなく楽しかったので、脳内物質ドバドバ出しながらフォーエバーなどと口ずさんで至極いい気分になっていた。
06.Candy Color Pop
今思うとここまでの3曲はアルバムの並び順通りで、どおりで耳に馴染み深いと思えたんすね。
この曲も1stまでにはなかったサビにEDM感がある曲で、絶対楽しいじゃん…って思ってたら、まあとんでもなく楽しかった。
この曲のサビでたいへん気持ちよく飛び跳ねているとき、急に右隣の人から肩に手を回されるという事件があった。
突然なんだと思って右を見てみると肩を組んだ二人組がたいへん気持ちよさそうに飛び跳ねていて、失礼だと一瞬感じたものの、肩を組んで飛び跳ねるの超楽しそうじゃない!?と神速の手のひら返しを見せ、会話どころか顔すら認識してない相手と肩を組みはちゃめちゃに飛び跳ねてものすごく気持ちよかった。曲のみを鍵とした一体感だったけど、その鍵は俺たちにとってとんでもなく気持ちよかったので、言外に感じる肩組んだら楽しくねえ!?の波動がひしひしと伝わってきてエモかった。
この後5回くらいは肩を組んで飛び跳ねた。なんなら俺から肩に手を回すことさえあった。
07.LOVE JOY FUN
ライブで聞くのが一番、一番楽しみだった曲。
ひとつ前のCandy Color PopもサビにEDM感があるが、この曲は一曲を通してEDMの顔をしている。
CD版でも終わりまで聞いて、はぁ楽しかったと一息つけると思いきやみなちゃんが一旦はけてもアウトロが終わらず、ドラムのパターンを変えてベースソロ、ギターソロからブレイクを挟んでギターソロ、みたいな夢のような時間があった。
あの長い長いアウトロの時間がこのライブで一番楽しい時間だった。
LOVE JOY FUNは魔法の言葉。
08.今会場限定メドレー(echo hearts->Shiny+->pretty fever)
会場限定メドレーをやります!ウオオ!ときてecho heartsのイントロが聞こえてきて、ウオオ!?ウオオオオ!!!だった。
1stの中でもとくに好きだけど他に定番曲があったのでこの曲が聞けるとは思っていなくて、意表ボーナス込みですげえ楽しかった。
Shiny+がその定番曲(だと思っている)で、まあサビが気持ち良い……。
3曲目のpretty feverは2ndにも入ってるシングルの曲で、1stから3rdアルバムまで間が空いていたのではじめて聞いた曲だった。
MC
覚えていない
09.feel in my heart
ライブで歌うの難しそうだなと事前に思っていた曲。
今CD版を聞くとBメロの部分がライブではみなちゃんのボーカルが強めになっていて、歌い方もCDより地声が強めのファルセットで、その歌声が綺麗だったと印象に残っている。
10.タイムカプセル
アルバム唯一のバラード曲。みなちゃんの音楽性を表す言葉として寿ロックがあるが、バラードにもすごく適した声だと思っているので、この曲も楽しみだった。
耳だけじゃなくて体全体で聞くバラード、いいよね。
11.black hole
耳に聞こえるイントロにここからまたアゲていくとレバーを切り替えられる。
ギターと声がかっこよすぎて、ギターと声がかっこいい…ってずっと思ってた。
12.カラフルダイアリー
前の曲のギターと声のかっこよさが頭に残りすぎててちょっとの間なんの曲か認識できなかった。
サイリウムを持っていったものの無手の気分だったので、きちんと色を変える人々にそう!!!やる!!!みたいなことを思っていた。
13.”YES"
このアルバムに収録されている、先程も挙げた寿ロックの中で一番”ガチ”なやつ。
声優だから声色を変える、とかいうレベルじゃなくてほんまもんの強度がある歌声な曲で、一種の到達を感じられてテンションが振り切れる中でもふと我に返って、えすごい……とも思ってしまうほどエモい曲だった。
14.Ambitious map
ここまでで完全に仕上げられたので、愉快なイントロに最速のウッキウキ。
間奏の部分でダンス指導が入って、ジャンプジャンプウェーブウェーブ右ウェーブ右ウェーブ左ウェーブ左ウェーブジャンプジャンプYeahhhhh!!の流れをたっぷり時間をかけてご指導いただいた。
1曲の間にジャンプした回数を圧倒的な回数をもって塗り替え、今後塗り替えられることはそうそう無いと思う。
このご指導の間に前にいる人々が後ろを向きながら愛生ちゃんいるとざわめきだし、実際後ろを見たら最後列に愛生ちゃんとあやひーがいてびっくりした。
普段だったらもっとチラチラ振り返っていたかもしれないが、そのときはご指導いただいたダンスを完璧にこなすことで頭がいっぱいでそこまで気にはかけず愉快に飛び跳ねていた。
15.girly highester!
この曲もはじめて聞いた。調べてみたら、さっき聞いたことがなかったpretty feverのカップリング曲とのことで。
聞いたことがないのにも関わらず、2パターンの簡単な歌詞コールが繰り返されていたので、途中からはさも知っているか風に愉快にコールを入れていた。
16.Another Wonderland
この曲もEDMチックで、Candy Color PopがリズミカルEDMみたいな言葉を当てはめてみると、対してこの曲はメロディアスEDMとでも言えるような曲で、ライブ終盤に聞く曲としてはエモエモが過ぎる曲だった。
17.Piece of emotion
アンコール前の最後の曲。まさかのみなちゃんによるギター演奏あり。
メロの間のリズム(リードだっけ)ギターが印象的な曲で、いきなりのギタボはエモの臨界点が突破した。
ギターのたけしさんも言っていたけど、ここまで完璧な演奏を見せていたバンド陣が一切の音を出さず、ライトもみなちゃんだけに当てられている状態でギターに乗せて歌うDメロは間違いなくこのライブの象徴的なシーンだった。
アンコール
18.ミュージックスター
アンコール一曲目は2ndのアルバム曲で、楽しいけどマックスでは楽しめず~~な気持ちだった。
先月の俺は天才的ですでに千秋楽のチケットも抑えているので、その間に予習しようと思います。
19.ココロスカイ
ザ・寿ロックといえば。
ラスサビの俺たちパートを俺たちパートとして歌えるのは現地の特権。
以上、計21曲の2時間半のライブだった。
近年よく行っているアイマスのライブだと3時間からがふつうみたいなところがあるけど、時間単位の密度が半端なくて短いだなんて微塵も思わなかった。
今更このライブに行くに至ったきっかけを書くと、アイマスのCDを買いに行った秋葉原のとらのあなでたまたまAmbitious mapのMVを流しているモニターがあって、それに耳を傾けてみるとすげぇいい曲だと。それで帰ってからなにかでこのアルバムを引っさげてライブツアーを始める記事を目にして、Ambitious map1曲をおぼろげにしか覚えていないにも関わらず、1stがあれだけ名曲揃いなら3rdも間違いなく完成度が高いアルバムで、それを引っさげたライブなんてのは絶対楽しいだろう、とわりと衝動的にチケットだけ先に抑えたんだけど、いやあこれが本当に正解だった。
沸き立つ衝動のままにすぐに行動を起こせることは数少ない人から褒められる点で、あんまり楽しくない結果に終わったりむしろやんなくてもよかったなと落ち込んだりすることも多々あるんだけど、明日も仕事で6時半起きなのにも関わらず2時間くらいかけて備忘録を残したいと思うほどエモいできごとに出会えるんだったら、これからも変わらず衝動に対していくぜ!と応えていき続けたいと思った次第です。